実証フィールド支援事業

実証フィールド支援事業とは

AI・IoT、自動走行、ドローン等の実証実験を促進するため、必要な手続きに関する支援等を一括して行う相談窓口です。
電話・窓口相談の受付、関係機関や実証実験のフィールドとなる土地や施設の管理者等との調整等を行い、民間企業等による実証実験の円滑な実施を支援します。

1 対象事業

仙台市内で行うAI・IoT、自動走行、ドローン等の実証実験

2 対象者

企業、大学等の研究機関、研究機関その他の団体で、次の要件を満たすものとします。

  1. 実証実験の遂行が可能な団体であること。
  2. 暴力団又は暴力団もしくは暴力団員の統制下にある団体ではないこと。

3 手続方法

下記の書類をまちづくり政策局政策企画部プロジェクト推進課まで提出してください。提出は随時受け付けています。

  1. 計画書(自動走行に関する公道実証実験を予定している場合は様式1、それ以外の実証実験を予定している場合は様式2 を提出してください。)
  2. 実施者の概要が分かる資料(会社案内等)

4 留意事項

ご相談・ご提案の前に留意事項(PDF:185KB)を必ずご確認ください。
実証フィールド支援事業は、プロジェクト推進課内に設置された民間企業との連携窓口「クロス・センダイ・ラボ」の1事業であり、ご提案は本窓口で受け付けています。

ご提案前に、下記お問い合わせフォームよりお問い合わせください。

活用事例

提案者:株式会社ポーラ・オルビスホールディングス
実施期間:2024年8月5日から9月30日まで
※館によって期間が異なる場合があります。
場所:荒井児童館含む市内の児童館6館
概要:株式会社ポーラ・オルビスホールディングスから提案を受け、暑熱対策AIカメラ「カオカラ」を活用し、市内の児童館6館において実証実験を行います。
「カオカラ」はこれまで主に建設現場での暑熱環境における作業員の労働管理等に活用されてきたものですが、本実証は大人から児童への暑熱対策を促すためのコミュニケーションツールとしての活用可能性を検証するものです。

提案者:O・T・テクノリサーチ株式会社
実施期間:2024年6月27日(11月30日まで不定期に実施予定)
場所:高砂橋(仙台市宮城野区)
概要:O・T・テクノリサーチ株式会社の提案により、道路橋におけるドローンを用いた点検調査実証実験を行いました。本実証実験では、橋梁における点検業務を想定し、実環境下においてドローン飛行及びドローンカメラによる測定試験を実施しました。
得られたデータやノウハウをもとに、点検・調査業務の「省力化」、「小人化」を実現するため、ドローン技術の活用の検討を進めます。

提案者:東北大学流体科学研究所
実施期間:2023年12月25日,12月26日,
2024年 1月4日,1月11日,1月15日
場所:青葉区役所1階ロビー(仙台市青葉区)
概要:東北大学流体科学研究所の提案により、区役所にて空間に浮遊する微粒子の回収測定を行いました。
本実証実験では新型コロナウイルス等の感染症の拡大を事前に予測するシステム構築のため、空間に浮遊する微粒子量のモニタリングシステムに対する有効性を確認しました。
本システムが実用化されれば、感染拡大前に感染規模・期間等を、感染者からの報告を受けなくても、定点観測によって予想することができるようになると期待されています。

提案者:国立研究開発法人情報通信研究機構
期間:2023年9月20日~9月22日, 11月16日,11月17日
場所:高砂橋(仙台市宮城野区)
概要:東北大学田所研究室や東北大学NICHe先進ロジスティクス交通システム研究プロジェクトの協力のもと、直接探査する「橋梁点検ドローン」と、これを無線通信により操作する「操縦者」の他、地形や人工物の通信影響を回避する「中継局ドローン」を運用する場面を想定して、電波伝搬特性及び通信品質特性を測定した。
得られたデータをもとに、本市の有する道路橋をモデルとした仮想環境を構築し、電波模擬システムの研究開発を進める。

提案者:サイトセンシング株式会社
期間:2023年5月25日
概要:現行ドローンの3大弱点【①悪天候、特に風に弱い;②GPSがないと飛ばない;③自動飛行が実現しない】の内、②③に焦点を当て、実環境における様々なリスクがドローン飛行に与える影響を評価しました。
得られたデータをもとに、悪環境においてもドローンの安定的な飛行を可能にする外付け装置(GeoPack)の改良を進めます。

提案者:株式会社チック
期間:2023年3月31日
場所:高砂橋(仙台市宮城野区)
概要:水中ドローン(ROV)及び小型無人ボート(ASV)で橋梁部の付着物を確認し、撮影を行うとともに、水中ドローンでコケや藻などの付着物が除去できるかを検証しました。
得られた知見をもとに、従来手作業で行ってきた海中付着生物の除去作業等を水中ドローンで行うことによりインフラ管理の効率化を目指します。

提案者:国立研究開発法人情報通信研究機構
期間:令和4年10月11日~25日
場所:高砂橋(仙台市宮城野区)
概要:東北大学田所研究室や東北大学NICHe先進ロジスティクス交通システム研究プロジェクトの協力のもと、直接探査する「橋梁点検ドローン」と、これを無線通信により操作する「操縦者」の他、地形や人工物の通信影響を回避する「中継局ドローン」を運用する場面を想定して、電波伝搬特性及び通信品質特性を測定。
得られたデータをもとに、本市の有する道路橋をモデルとした仮想環境を構築し、電波模擬システムの研究開発を進める。

提案者:株式会社ビースポーク
期間:令和4年7月15日~9月30日
リンクの掲載先:仙台観光情報サイト「せんだい旅日和」、仙台市外国語観光ウェブサイト「DISCOVER SENDAI」
概要:株式会社ビースポークの提案により、AIを活用した提案型観光案内サービスの実証実験を実施しました。
本実証実験は、AIチャットボット「Bebot(ビーボット)」を活用し、本市を観光している、または観光を予定している方に対し、ニーズに即した観光スポットやモデルコースなどの観光情報を提供しました。案内役には「奥州・仙台おもてなし集団 伊達武将隊」の伊達政宗氏を起用し、仙台らしいおもてなしを提供しました。
今後は、本実証実験により得られた知見をもとに、本市の課題解決に向けて引き続き検討を重ねていきます。

提案者:株式会社 空むすび
期間:令和4年3月8日
場所:作並小学校新川分校跡施設(仙台市青葉区)
概要:午後4時頃に震度5強の地震が発生し、野山で山菜採りをしていた人が遭難した想定で実証実験を実施。同社が開発中の地震を感知すると自動で小型ドローンが飛び立つドローンポート「ソラ・ベース」を使用し、自動運航のドローンが上空から山あいの様子を撮影し情報収集を行う初動対応と、夜間も飛行できる赤外線カメラを搭載した大型ドローン「NIGHT HAWKS」での遭難者の居場所特定を一連で行った。

提案者:パーソルプロセス&テクノロジー株式会社
期間:
プレ実証/令和3年10月4日~6日 本番実証/2021年10月26日~28日

場所:仙台市青葉区作並、新川地区
概要:
同一空間において複数のドローンが安全に飛行するための運航管理システムの実証実験(橋梁点検、物資配送、鳥獣害警備、イベント施設警備)を実施。ドローンの飛行レベル3・4環境下に近い実ユースケース上での運航管理システムの機能検証を行った。

提案者:国立研究開発法人情報通信研究機構
期間:
2021年10月26日~11月17日
場所:
高砂橋(仙台市宮城野区)
概要:
橋梁点検シナリオを想定し、2次元コードを用いたドローンの位置情報確認と、橋梁点検ドローン及び中継局ドローンによる中継通信を模擬した測定を実施。電波伝搬特性の測定と得られたデータをもとに、本市の有する道路橋をモデルとした仮想環境を構築し、電波模擬システムの研究開発を進める。

提案者:株式会社エアトリビューン
期間:
令和3年4月19日~令和4年3月31日
場所:
作並小学校跡施設(仙台市青葉区)
概要:
作並小学校跡地を活用し、農業用ドローンの操縦を学べる教習所を開設。ドローンを使った農薬や肥料の散布による農業現場の省力化・効率化を目指し、「スマート農業」の担い手を育成する。

提案者:一般社団法人映像配信高度化機構
期間:
令和3年1月20日~1月21日、3月15日
場所:
仙台市青葉区作並、新川、大倉地区
概要:
ドローンを使って高精細の8K動画で地域を空撮し、地域住民を集めた録画映像の上映会を開催。今後は、災害時の人命救助や被害把握の可能性を探るとともに、次世代通信規格5Gと組み合わせリアルタイムで映像を共有するシステムの研究開発に取り組む。

提案者:パーソルプロセス&テクノロジー株式会社
期間:
令和3年3月5日~7
場所:
仙台市青葉区作並、新川地区
概要:
同一空間において複数のドローンが安全に飛行するための運航管理システムの実証実験(物資配送、有害鳥獣探索、橋梁・建物点検)を実施。今回得られたデータをもとに、有人地帯でのドローンの目視外飛行実現に向けたシステム構築等を行い、地域に即したユースケースの創出に向けた活動を行う。

提案者:国立研究開発法人情報通信研究機構
期間:
令和3年2月16日~3月2日
場所:
高砂橋(仙台市宮城野区)
概要:
ドローンを利用した橋梁点検シナリオを想定し、電波伝搬特性の測定と得られたデータをもとに、本市の有する道路橋をモデルとした仮想環境を構築し、電波模擬システムの研究開発を進める。

提案者:日本ユニシス株式会社
期間:
令和2年11月20日
場所:向寺橋および高見沢橋(仙台市青葉区)
概要:AIを活用した橋梁診断支援システムを用いて、本市の有する道路橋に対しAI診断を実施。診断精度の検証とさらなる診断エンジンの精度向上を行う。

提案者:株式会社日本法務システム研究所
期間:
令和2年9月1日~令和3年3月末(予定)
場所:仙台市雇用労働相談センター
概要:AIを活用した就業規則チェックシステムを用いて、厚生労働省が作成したモデル就業規則との自動比較や関連法令の改定の反映などを行うことにより、相談・審査業務の省人化を図る。

提案者:有限会社デザインオフィス・シィ
期間:
令和2年8月7日~令和3年3月末(予定)
場所:小松島公園、下水道北管理センター
概要:IoTを活用した水位監視システムの実証実験を通じて、大雨災害で増加する水路の氾濫などによる洪水を把握するための新たな情報共有の可能性を探る。

提案者:ライフラボラトリ株式会社
期間:
令和2年4月7日~5 月22日
場所:仙台市南蒲生浄化センター
概要:作業員の安全性向上や現場での障害発生時の情報共有の効率化を目指し、開発中の位置情報および画像伝送システムを検証。

提案者:株式会社PID
期間:令和2年2月21日~令和3年3月末(予定)
場所:仙台城址各所
概要:集合住宅の外国人を含む入居者の問い合わせ対応として開発した、16か国語翻訳機能付多言語型チャットボットサービスが、観光分野で効果的に活用できるかを検証。