近未来技術実証実証フィールド支援事業 活用事例

ドローンによる遭難者捜索支援実証実験を実施しました(提案者:株式会社空むすび)

株式会社空むすびからの提案を受け、宮城地区西部の新川地区をフィールドにしたドローンによる遭難者捜索支援の実証実験を行いました。

実験は、午後4時頃に震度5強の地震が発生し、野山で山菜採りをしていた人が遭難した想定で実施。同社が開発中の地震を感知すると自動で小型ドローンが飛び立つドローンポート「ソラ・ベース」を使用し、自動運航のドローンが上空から山あいの様子を撮影し情報収集を行う初動対応と、夜間も飛行できる赤外線カメラを搭載した大型ドローン「NIGHT HAWKS」での遭難者の居場所特定を一連で行いました。

この実験を通して、昼間から夜間にかけてドローンでの捜索活動が有効に機能することが確認できました。

1 提案者  株式会社 空むすび(宮城野区中野字神明51-6)

2 実施日  2022年3月8日

3 場所   作並小学校新川分校跡施設

4  開発・研究者等

    • 共同開発 株式会社市重郎建設 無人航空事業Drone+ 代表取締役 森谷 智之
    • 開発責任者 志田 孝儀
    • 共同研究 東北学院大学 准教授 高橋 秀幸
  • ソラ・ベース
  • ソラ・ベースから飛び立つドローン
  • ドローンが捉えた遭難者の映像

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