近未来技術実証実証フィールド支援事業 活用事例

外国人観光客を対象とした「AI を活用した多言語型チャットボットサー ビス」の実証実験(提案者:株式会社PID)

令和元年6月に特区認定を受け11月に開設した「近未来技術実証ワンストップセンター事業」の初の事例として、株式会社PIDからの提案により、外国人観光客を対象に、AIを活用した多言語型チャットボットサービスの実証実験を開始しました。

この実証実験は、株式会社PIDが集合住宅の外国人を含む入居者の問い合わせ対応として開発した、16か国語翻訳機能付き多言語型チャットボットサービスが、観光分野で効果的に活用できるかを検証するものです。騎馬像付近をはじめ、仙台城跡の各所にサービスを利用するためのQRコードを記載した看板を設置し、外国人観光客にスマートフォン端末でQRコードを読み込んでもらい、チャットボットサービスを体験してもらいます。

この実験を通じて、多言語型チャットボットサービスを観光分野にも展開し、インバウンドで増加する外国人観光客の満足度向上につながる新たな情報提供媒体としての可能性を探ります。

※チャットボット:「チャット」と「ロボット」を組み合わせた造語で、文章や音声を通じて会話を自動的に行うプログラムです。

 

1 提案者 株式会社PID(東京都港区新橋4-26-4)

2 期間 令和2年2月21日 ~ 令和3年3月末(予定)

3 場所 仙台城跡(青葉区川内1)、10か所に看板等を設置しています

  • AIを活用した多言語型チャットボットサービスの実証実験の様子
    仙台城址の各所にサービスを利用するためのQRコードを記載した看板を設置
  • AIを活用した多言語型チャットボットサービスの実証実験の様子
  • AIを活用した多言語型チャットボットサービスの実証実験の様子
  • AIを活用した多言語型チャットボットサービスの実証実験の様子
  • AIを活用した多言語型チャットボットサービスの実証実験の様子

実施事業の概要は記者発表資料をご覧ください。

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