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仙台市の取り組み

診療カーによるオンライン診療の実証実験を行っています

仙台市は、仙台市医師会、東北大学大学院工学研究科、東日本電信電話株式会社宮城事業部と連携し、2023年2月1日よりオンライン診療のさらなる活用に向けた実証実験を行っています。
2020年度に実施した実証実験では、診療から服薬指導までを全てオンラインで行った場合の「オンライン医療」の課題の洗い出しが中心でしたが、今回は、看護師が搭乗し医療機器を搭載した車両(診療カー)を用いることで、患者の状態をより正確に把握するなど、より質の高いオンライン診療の実現を目指します。
検証結果は、今後、東北地方において深刻化が予想される高齢化や医師不足等、医療に係る地域課題の解決に生かしていきます。

 

<本実証実験の概要>

期間
2023年2月1日~3月31日

地域
仙台市域内

内容
市内数箇所に診療カーを派遣し、無線環境における医療機器の通信品質等の技術的な評価を行うとともに、取得した生体情報等を実際に医師が医療機関内で確認することで、機器の操作性等を評価します。
※本実証実験においては疾患を疑似的に想定した上で、関係者が患者役を務めます。

 

本実証で使用する診療カー

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