特区全般

仙台市の取り組み

津波避難広報ドローンの本格運用を開始しました

東日本大震災の経験を踏まえ、津波からの避難を呼び掛けるための新たな広報手段として、津波避難広報ドローンの本格運用を開始しました。本事業は、国の未来技術社会実装事業による支援を受けて整備を行ったものです。
津波警報等の発表時、LTEに制御された2機のドローンが全自動で離陸・飛行し、搭載するスピーカーから避難を呼び掛ける音声を流すことにより、沿岸部の来訪者に対して避難広報を行います。
本事業は、「専用のプライベートLTE通信網でドローンの制御等を行い」「自動運航で避難広報を行う」という点で、世界初の取り組みとなります。

<国家戦略特区との関係>
本市は、平成27年度に自動走行やドローン等の近未来技術の実証を積極的に行う「近未来技術実証特区」に位置付けられ、特にドローン技術については防災・減災分野においてさまざまな実証実験に取り組んできました。
それまでの取り組みをさらに発展させていくために本市が提案した「防災・減災分野におけるドローン活用仙台モデル構築事業」が、平成30年度に内閣府の「近未来技術等社会実装事業」に選定されました。その後、実証実験等を経て、このたび本格運用が開始されることとなりました。

 

運用イメージ(ドローン機体と基地局)

 

ドローン機体(ACSL PF-2)

 

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