タイル浮き調査用打診装置開発に係る実証/株式会社クレア
提案者:株式会社クレア
実施期間:2024年2月~3月
場所:宮城野区役所・泉区役所
株式会社クレアでは、外壁タイルの劣化状況を確認できる装置を開発しており、この度宮城野区役所及び泉区役所の外壁を対象に、実証を行いました。
タイル仕上げの外壁においては、建築基準法 12 条に定められる 10 年に 1 回の全面調査が義務化されておりますが、通常の調査方法はロープアクセスまたは全面足場設置等のうえ人が打診する打診調査や、地上赤外線サーモグラフィ装置での調査などが主であり、調査者の判断による部分が大きいほか、事故リスクや費用負担が大きいといった課題があり、当該機器の開発により、調査にかかるコスト面・安全面・精度の向上が期待できることから、実用化に向けた開発を行っております。