緊急医薬品搬送の実証実験
日時:平成29年6月29日(木曜日)
場所:仙台環境開発スポーツパーク宮城広瀬(仙台市宮城広瀬総合運動場)(仙台市青葉区上愛子字松原
39-1)
平成28年8月に締結した「仙台市及びNTTドコモによるICTを活用したまちづくりに関する連携協定」の取り組みの一つとして、宮城県医薬品卸組合の協力により実施しました。実験内容は、地震により交通が遮断した医療機関への緊急医薬品の搬送を想定し、ドローンによる安全な医薬品の搬送方法や受け渡し方法等について、検証を行いました。
災害時の応援協定に基づき、仙台市から宮城県医薬品卸組合へ医薬品の搬送を依頼したとの想定で、組合が保管する医薬品をドローンで西仙台病院へ運びました。
今回の実験におけるドローンに関する確認項目は以下の通りでしたが、どの項目についても可能であることを実証しました。
(1)LTE回線を用いて遠隔からドローンを制御し、安全・正確に目的地に到着することができるか
(2)医薬品の受け渡しに必要な本人確認を、遠隔から実施できるか
(3)ドローンに搭載した医薬品の振動、衝撃、傾斜に対する緩衝性、保温性を確保できるか。
共同実施:(株)NTTドコモ
協力:(医財)明理会 西仙台病院、宮城県医薬品卸組合